「ディルドーマン」の感想・レビュー

ディルドーマン

「ディルドーマン」はセクシー女優の尾崎えりかさん、渚みつきさん、円井萌華さんの3人が出演している某人気漫画のパロディーAV作品です。本作品は以下のような人におすすめします。

  • セクシー女優:尾崎えりか、渚みつき、円井萌華が好き
  • 漫画原作のパロディー系AVが好き
  • エロ要素よりもストーリーなどを楽しみたい

エロイズム的には尾崎えりかさんが出演しているという時点で即購入案件でした。結論から言うと、とりあえず抜きどころは見当たらなかったです。チェンソーマンのパロディーということなんですが、男優さんのクセが強すぎて3人を食ってたまである。

設定もよく分からなかったんですが、一定の興奮レベルを超えると人間からディルドーマンに変身するのかな?なので最初はMっ気全開で喘ぎまくるんですけど、後半はSっ気全開でうめき声を上げるんですね。ずっっっと男優さんの声が響き渡るので、これだけでも結構しんどかったです。

以下では本作品の感想・レビューをエロイズム的な観点から紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

「ディルドーマン」の概要

ディルドーマン
配信サイトFANZA
配信日2023/04/28
収録時間121分
メーカーTMA
レーベルCOSCRAFT
監督
シリーズ
ジャンル4K、ハイビジョン、ドラマ、美少女、コスプレ
女優尾崎えりか、渚みつき、円井萌華

欲望にまみれ高鳴る振動!ちぎれる衝撃!貫く快感!肉体を弄られ淫らに振り乱し辱められる壮絶なSEXバトルファンタジー!極貧生活をしていたチンジは仕事で騙され殺されてしまう。ディルドの悪魔ゴロタの命と引き換えに『ディルドーマン』として蘇る。その後はデビルハンター対魔四課バキマにスカウトされ、欲望にまっすぐ突き進み、不純な動機で悪魔討伐へと挑んでイク…。

ディルドーマン

「ディルドーマン」のシーン別の感想・レビュー

Scene1:プロローグ

少年漫画「チェンソーマン」をモチーフにしたというか、パロった感じのAVです。エロイズム的には原作は一度読んだことがあるんですが、あまり記憶に残っていないので原作との対比はできませんし、原作に対してそこまでの思い入れもありません。

というか、女の子っぽいキャラが1人いたのは覚えてるんですが、3人も居たかなぁ…。その程度の記憶しかないっていうね。

さて、序盤は主人公(男)の物語から始まるため、びっくりするほどエロくないオープニングが約5分ほど。一応見ましたが「あー、チェンソーマンの最初ってこんな感じだったなぁ」というオープニングです。

別にこれを見なかったからと言って今後の展開が楽しめないわけではないでしょうし、何より本作ではチェンソーじゃなくてディルドなので、このドラマにはあんまり意味はないような気がしました。

最初のエッチなシーンまでは約5分程度です。

Scene2:2人の仮面女子校生をおもちゃ責め

ディルドーマン

ちょっとしたバトルアクションの後、2人の女子校生を手マン、おもちゃ責めするシーンからスタート。

制服姿で豪快に股を開いてディルドを受け入れている姿はエロいんですが、2人とも仮面のようなモノを装着しているせいで全然エロく感じなかったです。

ディルドーマン

エロイズム的には同人AVとかでも最後までマスクを着けていると、それだけでかなり残念に感じてしまうので、完全に顔を隠しているこのシーンは全くと言っていいほど楽しめなかったです。

ここはディルド責めをされた制服姿の2人が倒れて終了。「ディルドでイカされた=戦闘不能」みたいなことなのかも。

この後、ドラマ的なストーリーが割と長尺で展開されます。

Scene3:渚みつきさんのソロパート

ディルドーマン

成り行きで尾崎えりかさんの仲間(というか手下)になった主人公、そして主人公と行動を共にすることになったバディとして、渚みつきさんが登場します。主人公役の男優さんの顔芸がちょっと主張強め。

渚みつきさんのキャラもかなり強烈で、精子を求める狂犬みたいなキャラクターでした。「精子をくれ!精子をよこせ!」と叫びまくるんですが、アニメキャラ感が強くて全然エロく感じなかったです。

ディルドーマン

そしてこのシーンでは、カラスの仮面みたいなのを装着している男に襲い掛かり、精子を求めて手コキしまくるシーンとなっています。主人公はどこに行ったのか…あくまで渚みつきさんのソロパート(相手は顔出しもない男優さん)っぽいですね。

ひたすら手コキを続け、男優さんが適度に暴れるのでアクションシーンっぽくなるも、単に脱ぎのない手コキシーンです。最後は手コキ発射ですが、射精量もリアルじゃないのでこの辺に興奮できる人がいるかどうかは謎。

ディルドーマン

この後はここでの渚みつきさんの暴走が原因で、上司の尾崎えりかさんに叱られてしまったり、主人公との仲違いが生じる展開へと進みます。渚みつきさんが主人公に罪を擦り付け、その代わりに主人公にSEXさせてあげるという展開です。

おっぱいを揉むシーンでは胸パットが落ちるなどのお笑い的な要素がありつつ、全然エロくない雰囲気からSEXに突入します。渚みつきさんもアニメキャラっぽい演技が全開なので、色気っていう感じじゃないんですよね。あと主人公役の男優さんの主張も強い。

ディルドーマン

渚みつきさんのおまんこを見る瞬間の股間アングルは〇。一方で男優さんの鼻息が荒い演技は童貞のリアルさが感じられる一方で、そのエロさをかき消しているような感がありました。彼女のリアクションも「お、おう!舐めろ」みたいな感じなので、幅広い視聴者層に刺さるって感じでもないでしょう(一人称もワシだし)。

攻守交代後は乳首責めや手コキ、フェラチオが展開されますが、男優さんのリアクションも悲鳴に近い喘ぎ声だったりして、普通に楽しむにはいささかクセが強すぎるというイメージ。

ディルドーマン

「交尾じゃ!」と言って股を開く渚みつきさんに対し、正常位から挿入を開始。

モザイクが濃いのも関係あるんでしょうが、バックでちょっとだけ挿入感が楽しめたかなってくらいで、それ以外で結合部は楽しめませんでした。特に騎乗位はかなり酷いレベルで、どこに見応えを感じればいいか分からなかったです。

ディルドーマン

挿入シーンは正常位→騎乗位→バックという流れで推移し、最後は中出しでフィニッシュ。中出し後にピロートークって程でもないですが、この2人の「イッた or イッてない」でイチャイチャするような会話シーンあり。

パロディー要素を求めている人からすればこういうシーンが嬉しいんだろうなぁと思いつつも、エロイズム的には「そういう会話シーンを入れるくらいなら、もうちょっとエロい構成に力を入れて欲しかった」と思ってしまいました。

エロイズム的にコスプレは嫌いじゃないんですが、現実離れしすぎている衣装や髪形に冷めてしまう部分もあるので、ちょっと酷評気味になってしまうんですよね。サンプル画像を見て「めちゃくちゃ興奮できる!」って人なら楽しめると思うので、そういう人はちょっとプラス方向に補正してもらえれば。

Scene4:円井萌華さんのソロパート

ディルドーマン

円井萌華さんに誘われて深夜の学校に行き、そこでエッチをするシーンです。とりあえず部屋が暗い割に照明が明るすぎるので、画面がかなり見づらいっていうね。

序盤は椅子に座っている主人公に対して、指舐め→キス→おっぱいを触らせるという感じで進んでいきます。彼女に催促されて服を脱がした後、間髪入れずに「見るだけでいいの?」と言われるシーンにはグッときました。

ディルドーマン

おっパブのような体勢での乳首舐め、簡単な手コキがあった後、まさかのオナホを使っての手コキっていうね。ここも男優さんが叫ぶような喘ぎ声を出すので、円井萌華さんのセリフの音量に合わせている場合は注意

オナホを使った手コキでイカされそうになった瞬間、主人公がディルドーマンに変身するという流れです。ここもめちゃくちゃ音量注意。

ディルドーマン

まずはフェラチオからスタート。ジュルジュルという音を立てたフェラチオは見事ですが、男優さんの着ているシャツが微妙にヒラヒラしていたり、左右の手に持っているディルドがチラついて、肝心のエロい部分がちょっと見づらかったりします。

あと男優さんの喘ぎ声は悲鳴っぽくはなくなったんですが、今度は「興奮した獣みたいな感じ」っていうんですかね。「あ」とか「う」に濁点がつくような感じだったりして、これも結構なノイズでした。

ディルドーマン

序盤の騎乗位も結合部が見切れたり、騎乗位なのに上から撮ったりしているので結合部は完全度外視。

バックは最初こそ見応えがあったような気もしますが、暗い部屋での四つん這いじゃおっぱいも影になってしまっていて、エロイズム的にはあまり見応えを感じなかったです。

ディルドーマン

挿入シーンは騎乗位→バック→正常位という流れで推移し、最後は中出しでフィニッシュ。

最後、ディルドを両手に持って仮面をかぶった男がハァハァ言ってる映像で終了です。

Scene5:尾崎えりかさんのソロパート

ディルドーマン

デートと称し、尾崎えりかさんが主人公を誘ってラブホに来たシーンです。まずは指舐め、耳舐めをされて興奮する主人公の様子から始まるんですが、相手が憧れの人物ということもあってリアクションが1.5倍の過剰な感じがしました。

そこからは乳首舐め、フェラチオ、アナル舐めへと進んでいきます。プレイ内容もまぁそうなんですが、主人公の立ち位置が完全にMで喘ぎ声もそんな感じなので、これは「女性から責められたい願望のあるMの男性向けのシーン」だと思います。

ディルドーマン

男性を四つん這いにして手コキしながらアナルを舐めるという映像が続きますし、男優さんも喘ぎまくっているので、この辺は見る人によって大きく意見が分かれるかと。

エロイズム的には男優さんのよりも女優さんの裸が見たいですし、男優さんの喘ぎ声よりも女優さんの喘ぎ声が聞きたい派なので、普通に物足りなかったです。逆に尾崎えりかさんの責めで、ヒーヒー言ってる男優さんの姿に興奮できる人なら楽しめるでしょう。

ディルドーマン

アナル舐めの後のフェラチオで主人公がディルドーマン化し、攻守が入れ替わります。尾崎えりかさんに股を開かせ、ディルドで責めるシーンは〇。モザイクが濃いながらもノーパン開脚を拝めたのはありがたかったです。

そして原作ネタとリンクしているのか、尾崎えりかさんが感じている様子と渚みつきさんが感じている様子がリンクしたりしていて、この辺は単純にエロい映像にしようというよりも、ストーリーを絡めていこうとしている感がありました。

ディルドーマン

フェラチオを挟んだ後、騎乗位から挿入へ。挿入シーンは騎乗位→正常位→騎乗位という流れで推移し、最後は中出しでフィニッシュ。結合部が楽しめるシーンはほぼゼロだったと思いますし、尾崎えりかさんのお尻が楽しめないのは残念すぎるでしょ。

ここでも主人公による獣みたいな喘ぎ声が主張してきますし、結合部は映りませんし、ブラジャーのずらしかたも物足りないので興奮ポイントはあんまり無かったです。

「ディルドーマン」のトータル評価

とりあえず出演している3人の女優さんがそれぞれ奇抜な衣装、作品に則った特殊なキャラを演じているので、この辺は世界観が好みかどうかにもよるんだと思います。エロイズム的には「みんな普通にしてくれてた方が絶対にエロい」と思っちゃったので、まったく楽しめませんでした。

あと部屋が暗かったり、結合部が映らなかったりっていう単純な部分でも満足できず。特に楽しみにしていた尾崎えりかさんのパートで、お尻がまったく楽しめないのは残念すぎますって。

男優さんの主張も強くて、主演はこの男優さんだったんじゃないかってくらい。変身前は過剰な喘ぎ声、変身後はうめき声って感じで、エッチな雰囲気をかき消すくらいにはクセが強かったですね。

元ネタの「チェンソーマン」が好きな人が見たとしても、こういうのって意見が割れると思うんで、おすすめするのは非常に難しいですね。一風変わったAVが見たい人ならワンチャンありかも。

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